意見を書くなら下調べくらいしないと恥ずかしい、と思う

Myblog Japanの新着情報を眺めていて見つけた「歴史全般の豆知識 雑談集」なるサイト。内容があまりにトホホなので思わず突っ込んでしまう。

一つ目が、伊達政宗の小話 兄弟ゲンカの巻

伊達政宗には成実という弟がいる。血気盛んで、戦で名をあげ続けた猛将である。政宗と成実、ともに数々の合戦をくぐり抜けた。
・・・成実は「伊達稙宗の三男・実元の長男」であって、政宗の父輝宗の従兄弟なんだが・・・

二つ目が、三国志のお人よしこと劉備玄徳の真実?

陳寿著『三国志』(以下、正史)では、劉備は狡猾な人物として記されている。中原の一太守になったときは、常に周りの情勢を見て動いていた。チャンスをうかがいながら、という表現がぴったりだと思う。また、中国大陸の南西部にある、通称「蜀」を巡る争いでは、自ら攻め取りに向かっている。相手に裏切られて仕方なく、というような『三国志演義』とは違った劉備が、正史では記されている。荊州孫権勢力に渡す約束をしながら踏み倒したことは、有名なので書かない。
・・・フィクションと正史を一緒くたに扱ってどうしますか?こういった比較に意味がないのは次のような記述を仮定してみれば一目瞭然。

書いている当人の情報などは見当たらないし、リンクなど見るとアフィリエイト狙いの急造サイトなのかな、と思うけど、もう少し内容は吟味したほうがいいんじゃないのかな、とおもったりするわけだ。