百選もののエントリーペースについて

http://d.hatena.ne.jp/Taka_Joker/20040721#p3 で「少し落ち着いたら」なんて書いてたら、もう一ヶ月近くたってしまったので、無理やり今日書く。書くといったら書く。
http://d.hatena.ne.jp/rushtetsu/20040816#p5 なんていう記事も出てきてしまったことだし。

で、7/21以来の状況としては、

というわけで、あまりいい状況じゃないですな。
因みに完結予定日は、8/17までの経過日数と発表済み本数から機械的に算出したものです。

まぁ、はてなダイアリークラブってのは所詮は遊びですから、ルールをがちがちに固めるというのは粋じゃないとは思うんですけど、流石に20年もかかる百選には付き合えないぞ多分、というわけで、困ったときの先例「はてなダイアリーが選ぶ名盤百選 」に当たってみます。

こちらは、20030708開始-20040326完結で、約8ヵ月半、2.5日に1本のペースで進んでました。注目すべきは主催者側の意識です。


それよりは、リレー形式で一日に一枚程度のペースでゆっくり着実にやっていく方が、読み応えのある「百選」になるのでは無いか、と。
つまり、名盤百選では「一日一枚」のペースを想定していたわけです。で、実際もそれに近い状態で流れてます。一日に複数エントリーがアップされてる日がちらほらとありますし、20040207など一日3エントリーアップされてます。
かくして、100本を9ヶ月未満でクリア。これだけのペースだと、キーワード頁を巡回すると大体は新しいエントリーを見つけられるわけで読者側としても楽しみだったのだろうなぁ、と想像できます。

んじゃ1エントリーあたり3日という期限をつければいいのか?
こうすればペースは維持できるかもしれませんが、3日というのはちょっと現実的ではないような気がします。
執筆希望リストからのリレーだとしても、執筆者にはそれなりにプレッシャーがかかります。私自身一冊百選のときには4日ほど更新が止まってますし、エントリーの発表前にダイアリーの更新が止まるというのは結構見うけられる現象です。
その間に何をやっているかと言うと、「ネタの選定・確認・再読⇒下書き⇒言及情報詳細正誤確認⇒清書⇒寝かせる⇒再度内容確認⇒アップ」ってなことをやってます。本業の合間にやるわけなんで、各工程に物理的に1日欲しかったりします(実際の作業時間は1時間だとしても、その1時間はスケジュールをやりくりしてひねり出してるわけなので)。
あんなこんなで執筆者側としては1週間欲しいというのが本音のところではないかと思います。

じゃ、1エントリー1週間で100本ならどうなるか?
単純計算で100週間、2年弱かかります。まぁ、参加者も読者もモチベーションを維持できるギリギリの期間じゃないかな、と思います。
理想を言えば、1年〜1年半で100本終わるのが適正なペースなんじゃないでしょうか。根拠はありませんが、長すぎるプロジェクトと言うのはダレるので、6ヶ月*(2〜3)で完結させたいなとか思うわけです。

それじゃ、執筆期間をルール化したほうがいいのか、というと、実はルール化自体には乗り気になれません。
いや、だって、「はてなダイアリークラブ」だし。強制するものでもないでしょう。

というわけで、私の意見としては、甚だ生温い以下の提言になります。
「バトンを渡されて10日経っても執筆の目処が立たない場合は『ギブアップ宣言』をして、次の人にバトンを渡してほしい」
この場合の執筆の目処というのは、「あと1、2日の内に確実にアップできる」状態を想定してます。

一読者としては、やはり色々な記事を読んでみたいですし、執筆希望リストのある場合はそちらにエントリーしている人のフラストレーションという問題もあると思いますんで「とりあえずバトンを回す」というのも大事なんではないかな、とか思うわけです。

何か非常に当たり前で微温湯的なことしか書けなかったような気もするのだけど、とりあえずこういう考えの人間もいるということで。