批判的な記事は嫌われるのか? Amazon.co.jpにおけるレビューの傾向と対策-独善編-

こことは別に「れびゅうろぐ」というレビューサイト、というよりは購入物記録サイトをやっている。
で、ある程度の記事が貯まると、それまで書いた記事を利用してAmazon.co.jpへカスタマレビューを投稿している。
目的は勿論「最初のレビューを書いた人に抽選でギフト券¥3,000」だ。
もっともこれまでに当たったことは一度もない。

そうやって投稿したレビューが公開されると、当然ながら「このレビューは参考になりましたか[はい][いいえ]」の投票結果が貯まって行くことになる。第一の目的はギフト券だから、どうでもいいと言えばいいのだが、やはり気になる。自分の書いた文章がどういう評価を受けているのか、という意味で。
で、これまでのところ良い評価もあり、悪い評価もあり、でレビュアーランキングは2000番台前半をうろちょろしている状態である。
その程度であっても、ある程度評価の傾向らしきものが見えてきたので、記録しておくことにする。

現時点で漠然と感じていることを箇条書きにしてみると、以下のようになる。

  • 批判的なレビューは厳しい評価を受けやすい。

考えてみると当然か。参考になったと思うレビューに対して[はい]の投票をするのにはプラスαのエネルギーがいるが、
好きな作品に対して批判的なレビューが書かれていた場合に[いいえ]の投票を行うのは反射的行動であるからして。
私のレビューの中では「妹ゲーム大全」が該当する。今でこそ18/28だが投稿初期は2/9だった。

  • 熱が入りすぎると引かれる。

非常に好きな作品の紹介となると、好きな分熱が入る。しかし、熱くなりすぎるとAmazonの閲覧者にとっては、「キモイ」「電波?」「あっちいっちゃえ」的な扱いの対象となり、放置の対象となる。本人の自信ほど投票数が伸びない。
私のレビューの中では「機神咆吼デモンベイン」や「ティンクルセイバーNOVA」が該当する。
作品に触れたことのない人にとっては「何を言っているのだコイツは?」というアチチなものになっているのだ。
あと、こういう入れ込みすぎた状態で書かれるレビューはしばしばネタばれを伴う、ということも関係しているかもしれない。

レビューについてもガイドラインが存在する。閲覧者や投票者の全てがこのガイドラインに目を通しているはずもないが、やはり、ガイドライン違反のレビューには評価は厳しい。
特に、ギフト券目当てのフライングレビュー(リリース前タイトルのレビュー)は同じレビュアーの批判票もあって0/x(X人中0人が参考になったと評価)を食らっていることもしばしばである。

  • 事実に忠実な平凡でも堅実なレビューが受けがよい。

要は「レビューを読む人はどんな人なのか」を考え、ターゲットとなる人に対して有効な情報を発信できれば、好評価につながるということなのではないかと思う。
想定読者として、「購入を前向きに検討中」の人間を想定すれば、対象の商品について何があり何がないか、購入に際して確認したい点や、不安な点に対する情報を提供できれば、読者にとって役にたつわけだし、想定読者として、「購入済みでマイリストやおすすめからブラウズ中」の人間を想定すれば、対象の商品について相手の共感を得られるような適度に好意的な記事を書けば、読者の精神的満足をもたらすことができる。
そうした積み重ねが[はい]票の増加につながると思う。

とりあえずこんなところである。

Amazonbk1におけるレビューの書き方のノウハウをまとめているサイトって、どこかないものですかね。
是非に教えを乞いたいものである。